地馬(純国産馬肉)入荷します‼
- 剛 長嶺
- 2024年3月25日
- 読了時間: 2分
『地馬(純国産馬肉)』ってどんな馬肉?
馬肉には国産牛肉などのように個体識別番号によって「産地、品種、生産者」などを識別するトレーサビリティの様な流通システムがありません。
しかし馬肉にも皆様がご存じの様に「輸入と国産」があり、そしてそれぞれに様々な品種が存在します。
当店が創業当時から「地馬」として扱う馬肉は北海道和種(通称:道産子)など日本原産品種馬、又はこれらを基に交配した交雑種等で山国信州では古くから農耕馬などとしても親しまれ、食肉用馬肉として県内や近隣県の専門農場で大切に肥育され出荷され30~40年前までは、この地馬もある程度の流通がありました。
『木曽馬(※現在は長野県天然記念物)』で知られるように、交通手段や農耕など人々の生活にお馬さんや牛さんが欠かせなかった時代、信州は全国屈指の馬の産地でした。
熊本や会津地方など馬の産地で馬肉が名物として有名なのもこうした時代の名残ではないかと考えます。
しかし食品文化や流通などの変化と共に、特に信州では昭和40年台後半から価格と安定供給の面から外国産馬肉が主流となり、その為馬の中では比較的小型の日本原産種馬は生産効率や後継者問題から次第に生産者も減り、県内及び近隣地域で年間わずか数頭が出荷されるだけのまさに『幻の馬肉』となってしまいました。
現在、県内でこの『地馬』の出荷業者は一社だけとなり、これを扱う販売店も当店を含めわずか2~3店舗になってしまいました。
こうした状況下で当店はこの『地馬』にこだわり続け・・・・と言いますか・・・
とにかく店主がお肉大好きの食いしん坊であるが故、
「本当に本当に美味しい馬肉を自分が食べたい」などと言うチョッピリ邪まで自己満足の思いもあるのです・・・
そして、その年間わずか数頭しか出荷されない地馬の中でも本当に優れた肉質の枝肉が手に入ったと仲買業者から「まずは長嶺さんに紹介したい」と一報。
早速購入を決めました。
長野県では馬刺しは冷凍での流通販売が条例で定められているためロースやももなど馬刺しは指定工場で製品加工し急速冷凍ご入荷します。
4月からの販売を予定しております。
バラはすき焼き用として販売します。
国産地馬バラすき焼き用 100g780円(税込み)

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